令和5年(2023)を迎えて
 

   

             写真は2017年3月30日に撮った、ガンジス河の日の出です

5年ほど前から息子・娘の子供には大晦日にお年玉をあげるようにして、
私たち夫婦は新年を迎えるようになった。
大晦日は孫たちのにぎやかな声が聞こえていたが元日は阪急百貨店のおせちを二人で
味わい、新年を迎えるのが恒例となってきた。
3が日は懐かしい写真を整理して、買ってきておいた3冊のアルバムに収めて過ごした。

数年前から、神田千里著・島原の乱、吉村豊雄著・原城の戦争と松平信綱、
山ももこ著・原城はるかなり/平戸オランダ商館長カロン夫人の生涯、
田口幸雄著・天草島原一揆を治めた代官鈴木重成。
とインタネット等の資料をもとに、
老中・松平信綱直属の忍者(主人公)が信綱の命により鈴木重成と共に平戸・島原・天草・
長崎を巡る中での平戸オランダ商館第7代館長・クーケバッケルと
第8代館長フランソワカロンとその妻と子供たちとの出逢い。
そして、平戸オランダ商館の取り壊しから長崎出島移転への経緯、それに伴い一段と
強化された国民統制目的制度・檀家制度のこと、主人公とキリシタン夫婦の娘とのロマンを
綴ったB6判で200頁の小説?を書き終えた。
それを小説好きの国立大学の学生さんに文章の校正をお願いしている。
校正終了後、今年6月9日に喜寿(77歳)を迎える記念として完成させることが
今年一番の目標です。

何人かに読んでもらうと「島原・天草の乱と言えば天草四郎しか浮かばないが宗教歴史
での重要な出来事であり地域だったんだ。
そして、乱を切っ掛けに徳川幕府が鎖国に踏み切ったことを知ったよ。
それにしてもよく調べたねぇ。平戸、生月島、天草を訪ねてみたい」
との感想をいただいた。


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私は毎年、1月1日から100日目を指折り数えている。
何故か?お釈迦さま生誕の4月8日の2日後が100日目であるのと、
大阪では桜の見ごろを終えて花冷えの日もあるが
この頃から春爛漫を満喫でき、そのあとは私の最も好きな新緑の候に向かうから。

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以前にも書いたと思うが、オーケストラ演奏でのピッコロの音色が好きなので何曲か
あげてみた。リンク出来ないのでURLをコピーしてYouTubeに張り付けてください。

娘は中学から高校卒業まで吹奏楽部でフルート奏者として、毎年御堂筋パレードの
ほぼ先頭で行進していた。
娘が言うにはフルート奏者はピッコロもいけるそうだ。
そう言えば演奏中にフルートとピッコロを兼ねる演奏者が見られる。

Beethoven: 5. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada - YouTube
ベートーベン:第5番「運命」
オーケストラにピッコロが用いられたのは、ベートーベン:第5番「運命」だったと思う。
ベートーベンは冒頭のダ・ダ・ダ・ダーンを「運命はかくのごとく扉をたたく」と
言ったという。

Beethoven: 9. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ MDR Rundfunkchor ∙ Solisten ∙ Andrés Orozco-Estrada - YouTube ベートーベン:第9番
以上の2曲は共に第4楽章で見られる。
フルート演奏の女性の動き・表情が伝わってきて楽しい。
佐渡裕指揮の1万人第九に参加したときの感動忘れられない。

Rossini - La gazza ladra (Ouverture) Berliner Symphoniker - Antonio Puccio -direttore - YouTube
ロッシーニ・泥棒かささぎ

Rossini - Guillaume Tell (Ouverture) Berliner Symphoniker - Antonio Puccio -direttore - YouTube
ロッシーニ・ウイリアムテル序曲

Gioachino Rossini: William Tell Overture (SAMOHI in Vienna) - YouTube
このウイリアムテル序曲はバイオリン最前列右の女の子が指揮者を見つめる
真剣な表情がいい。チェロ奏者が出だしの音を少しはずすのが気になるが・・・

Gioachino Rossini - The Barber of Seville – Overture 

ロッシーニ・セビリアの理髪師。指揮者が愉快だ。


https://www.youtube.com/watch?v=hT855kefaHA   
チャイコフスキー/スラブ行進曲   ピッコロ奏者が二人。

まだまだ有るが31インチ画面を見ながら5万円のヘッドホンで楽しんでいる。


  
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演奏者が指揮者の指揮に従い自分たちも楽しみ、聴きに来てもらっている人たちと共に
その楽しみを共有する皆が大乗の菩薩である・・・例えがおかしいかな?
孫が所属するオーケストラの演奏会は昨年1回だけだったが、発表会では八歳下の
小6の弟と演奏した。
お姉ちゃんは べートーヴェン・バイオリンソナタ1番を。
弟は先生との連弾でアルルの女・ファランドールを。
そしてお姉ちゃんとパガニーニ・カンタービレを。


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いつだったか孫が「練習中に音程が少し外れた。佐渡先生(佐渡裕)にチラッと見られた」
と言っていた。
私も1万人の第九・合唱の練習のとき、指導の方が一人の女性を指さして
「鶏の首を絞めたんですか?」と指摘された。女性も皆も大笑い。
指揮者がいなくても演奏はできるが、指揮者は素晴らしい聴覚で演奏者一人一人の音の
強弱を指摘して感情を引き出してくれると聞いたことがある。

大乗仏教を掲げる寺・僧侶も金銭の絡む葬儀・死後の行事ではなく「庶民の心の救い」を
指揮して、庶民に溶け込んでいただきたい。

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コロナも収まり演奏会が増えることを楽しみにしている。
その孫の成人式の晴れ着姿を娘が送って来てくれた。早速パソコンの大画面で見た。
嬉しかった。


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今年も文法的に少し(随分かも)おかしく、とりとめのない文章で綴っていきます・・・
「これでいいということはないが これがわたしの精一杯の姿です」・・・相田みつを


              次回は そのときの出逢い です