何でもメモ・10  青字は私の言葉です

ネットで「何にせよ地球という奇跡の星に人類がいて、その人類が環境破壊・戦争・
人種差別をやらかしている。一体、何してんのだろう」
とう文を見ました。
・・・本当ですね!

上手く言えませんが、地球は太陽の恩恵を受けられる奇跡的な距離に産まれたのです。
地球が太陽から月と地球の距離ほどしか離れていなければ、あらゆる地球上の
生物は存在しえなかったでしょう。
そこで「引力とは」と思い、ネットで調べていくと「地球の自転公転」が面白かった
のでまとめてみました。


*自転・・・
地球をピンポン玉にたとえると、まん中のつなぎ目のところが赤道になります。
ここの長さは約4万kmあります。
地球は1日に1回転して、1日で元のところにもどってきますから、24時間で
4万km動いたことになります。
これを時速に直すと、 時速約1700kmになります。
つまり、赤道の上の地点は、いつも時速1700kmで動いているというわけです。
日本に暮らす人にとっての地球の自転速度は、およそ時速1400km km。


新幹線の最高速度はだいたい時速280kmですから、地球はその6倍以上の
スピードでまわっていることになるのです。
こんなスピードでまわっているにもかかわらず、わたしたちは、それをまったく
感じていません。
なぜならば、
引力によって地球といっしょに、わたしたちや、まわりの空気が
同じスピードで動いているからなのです。


*公転・・・
地球はものすごいスピードで宇宙を進み、1年かけて太陽の周りを回っています。
その速さは時速約10万7000 km。秒速29.8kmで公転→1時間=3600 秒。
自転速度は時速約1700キロメートル、公転速度は10万8000キロメートルですから、
赤道で1秒間ジャンプするだけで、自転だけで470メートルくらい。
公転は1秒間におよそ30kmもの早さで進んでいるのです。

そんな超高速で動く地球に乗っているのに、なぜ私たちは何も感じないのでしょうか?
例えば、車に乗っているときは、窓の外の景色は流れていきます。
窓をあければ風も感じます。
ところが、引力によって地球は人間も景色も空気も一緒に乗せたまま運んでいるので、
私たちに時速約10万7000kmの風が当たることもなければ景色も変わりません。
おまけに地球は何もない宇宙空間をスムースに進んでいて揺れないので、
私たちは動いている地球に乗っているなんて気がつかないのです。
・・・何か分かったようで分からない。

ちなみに光の速さ<光速>をネットで調べてみると、これがまた面白い。
光速とは、
真空中での光が伝播する速さのことを指して使われる。
真空中における光速の値は 299792458 m/s(約30万km/s)と定義されている。
この速度においては、太陽から地球まで約8分19秒。月から地球まで2秒もかからない。
俗に「1秒間に地球を7周半回ることができる速さ」とも表現される。

月と太陽の光は何秒・何分前の光?
月の光は、1.3秒間をかけて地球に届く。と言うことは1.3秒前の光を見ている。
太陽の光は、地球までの距離がおよそ1億5千万kmあるので、この距離を光の速さで
表すと、およそ8光分の距離です。つまり、今時点で私たちが見ることのできる太陽の
姿は、約8分前の太陽の姿を見ていると言えます。8分というのは結構な差があります。


光年とは

光が1年間に進む距離のことで、「光年」とはつまり、光の速さをもとにした
距離をいい、1光年は9兆5000億km。

では、新幹線で月と太陽までと1光年先に行くには何日?
新幹線の速度を時速300qとして、1年に進む距離は約263万kmとなります。
月までの距離:384、400qなので月まで約53日。太陽まで約57年。
1光年は9兆5000億kmなので9兆5000億km÷ 263万km = 約361万年となります。
次に、太陽系に最も近い恒星であるケンタウルス座α星迄ではどうでしょうか。
太陽からの距離は4.4光年。41兆kmですので、新幹線のスピードだと1,560万年で
横断できます。
何かとてつもない速さ・距離・時間を”天文学的数字”というのでしょうか。

宇宙の中での地球って芥子粒の大きさ?いや、ウイルス位?
そんな大きさでしかない地球が時速1700キロで自転して、時速10万8000キロで
宇宙で動きまわっている。
私の解釈では、その地球を卵に例えると生物が存在できるのはほんの殻の
部分だけで、黄身の部分(核)を
1300〜1400度、核に最も近い深層部では4000度
くらいのマグマ(白身)が覆い、ゆっくりと活動しているのです。
その球体の上で、ありがたい自然を破壊し、家族・近所・宗教の違いによる
国との争いが絶えない。
・・・哀しいというか阿保らしいというか、人間とは「万物の霊長」?

             次回は どう打ち克か です

                 
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