何でもメモ・6 青字は私の言葉です。
「浮足立たず、常に自分の足元を見て、目の前にあることに取り組んだ結果のすべてが
自業自得と自分に言い聞かせているから、俺は宗教を必要としない」
・・・知人の言葉。禅宗のいうところの看脚下(かんきゃっか)ですね。
「いいことはおかげさま 悪いことは身から出た錆」
「だれうらむことはない 身から出たさびだなあ」・・・相田みつを
この二つの言葉は自業自得を分かりやすく、言い表していますね。
さすが、禅の教えを会得された言葉ですね。
「錆は鉄より生ずれど その鉄を きずつくるがごとく 不浄ある行者は
おのれの業により 悪処にみちびかれん」・・・法句経・240句
愚痴は人より出でて人を亡ぼす。も同じですね。
自営業をしていたころ、得意先さんに一部上場の某倉庫会社役職の方が
入ってこられた。
普通なら、いわゆる天下りとして役員ポストに就かれるのが当りまえだが、
この方は倉庫内での仕事とはどのようなものかを経験するために自ら進んで
発送課に入り作業服・帽子・安全靴を身に着け、若い人たちと汗を流された。
何故かしら、話しやすかったのか下請け業者の私に声掛けをいただきました。
ある日、私に「今朝、会議に出ていた。10分で終わらなければいけないのに
1時間もかかっていた。人に話すときは書き連ねたマニュアルをダラダラ読み上げる
だけでは時間の無駄。そして、物知りの話し方をすれば、その人はそこで終わり。
仕事のうえにおいての話は自信をもって要点だけを話すことが大事だよ」言われた。
相田みつをさんの言葉はまさしく、それである。
「自分という器(うつわ)を知らんとあかんで」・・・母の言葉
親の意見と茄子(ナスビ)の花は 千に一つの無駄がない・・・本当ですね。
親に逆らったときもあったが75歳になった今、親の一つ一つの言葉のありがたさが
身に沁みます。
「宗祖は教義上の師であるが、実社会での僧侶の師は庶民であるということを
忘れてはいけません」・・・亡くなられた師と仰ぐご住職の言葉。
「得意げに教義は垂れるが、体験をもとに語りかける僧侶は少ないねぇ」
・・・お話会に参加されていてかたの言葉。
禅の教義に「不立文字(ふりゅうもんじ)」があります。文字や言葉だけの説法ではなく、
自身の体験から得たものを自分の言葉で語りかけなさい。ということですね。
「何を悟ったのか?すら、聞いたことがない。己の悟りに酔っているだけ?
そんな坊主なんて所詮、小さな村社会の小者でしかない。大乗仏教って何?
大乗仏教とは、自分のことはさておいて、他の人々を救いあげる利他行の教えだろ?
どのようなことで利他行を実践してるの?金をとっての葬式?」
・・・お話会に参加されていてかたの言葉。
「神や仏がいるかいないかはわからない。
が、神仏を利用して人の金や命を奪うゴミは山ほどいる。
だから神や仏の話が出たら最大警戒」・・・ネットより。
「仏教は哲学であって宗教ではありません。
宗教にしたのは、葬式仏教と呼ばれる煩悩の塊共です。(塊共・何て読むの?)
仏とは、困難で不条理ばかりの人生をどう生きるかを悟った釈迦であり、
「神様」ではありません」・・・ネットより。
次回はそのFです
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